P2 (2007)
オススメ度/★★★★★
聖夜に贈る、OLと警備員の切ない一夜の恋の物語…
あらすじ
アンジェラ(レイチェル・ニコルス)は仕事が忙しくて恋人も出来ず、上司からはセクハラを受けたりとストレス多き都会派OL。
クリスマスイブでさえも彼女は残業で1人居残り。終わらせなければならない業務、彼女を待つ家族からの催促の電話。
疲れた彼女の前に現れた1人の救世主・トム(ウェス・ベントリー)。
彼は彼女のオフィスビルの地下駐車場の警備員。いつも頑張るアンジェラを陰ながらずっと見守っていた彼。
そんな2人のロマンティックなクリスマスイブが今、始まる…
以上が、トム目線のあらすじです。
実際は観ればわかります。
この映画、うぴ子と相方がクリスマス時期になると必ず観る、超お気に入り映画なのですが、とにかくアンジェラとトムの掛け合いが面白い!
トムはアンジェラのストーカーで思い込みの激しい病んだ奴なのですが、
とにかく空気を読まない会話をするのが面白いのです。
うぴ子と相方の間では空気読まない会話のことを"トムする"と表現している程です。
そして、そんなトムに激しい怒りを感じながらも抑えて冷静に対処しようとするアンジェラの表情が最高に良い!
というか、もうアンジェラが美しくて、トムしたくもなるよね!
ってどんどんトムの味方になってくるから、不思議。
広い閉鎖空間である地下駐車場をふんだんに使って繰り広げられる
愛の追いかけっこ(完全にトム目線)から目が離せません。
トムからのサプライズクリスマスプレゼントがウィットにとんでいて、
史上最悪のドライブであるグロシーンも見応えがあります。
地下駐車場に響き渡るエルビスの"Blue Christmas"がトムの気持ちと重なり合って哀愁を漂わせます…。
フォークで刺されても、
失業させられそうになっても、
たとえ愛犬を殺されても…、
アンジェラへの想いは揺らがない!
一途なトムとじゃじゃ馬娘アンジェラの恋の行方は・・・!?
続きは是非、映画を観賞して欲しいと思います。
ちなみにP2の撮影時トム役のウェス・ベントリーは薬物依存が酷く、お薬を買うためにどんな役も受けていたそうです。トム役の怪演はその影響もあったのかもしれませんね。
アンジェラ役のレイチェル・ニコルスは女優でありながらも、コロンビア大学出身という才女!この気品漂う美しさがうぴ子のツボです。
おっぱいとセクシーな白いドレスの見事なハーモニーも必見です!
【P2】
原題 / P2
製作国 / USA
監督 / Franck Khalfoun
ストーリー/ Alexandre Aja
キャスト/
Wes Bentley(トム)、 Rachel Nichols(アンジェラ)
Simon Reynolds(ハーパー部長) 、他