うぴうぴうぴ子のホラー日記

ホラー映画大好きうぴ子の映画記録(現実世界の方がホラーレベル高くて怖いホラー映画がないこのごろ)

映画 『マンディ 呪われた人形』

Mandy the haunted doll (2018)
おススメ度/★★★☆☆(厳密には2.9です…)


イギリス産C級人形ホラー!呪いのマンディ人形、絶賛友達募集中!

※ちなみにこの写真の人形は本編には一切登場しません。


オープニングは暗い感じの音楽も良く、なかなか良い雰囲気。閉じ込められた少女の叫びが「助けて」よりも「出して」の方がしっくりくる気がした。前菜的に死亡するのはゴリラ顔の女優さん。最初、彼女が主人公かと思い、半分くらい観る気が削がれた。


主人公は、フレディ・マーキュリーとクロエ・グレースモレッツを足したような美女。わかりやすく言うと、ハイテンションに出てた髪の長い方の女優さんに似ているが、彼女より可愛い。Phoebe Torranceという女優さんです。


登場人物

〈前菜〉
ゴリラ女とその彼氏

〈メイン〉
妹:アンバー
過去に何かやらかして刑務所に入っていた。出所した途端、姉とその彼氏に犯罪への加担を持ちかけられ渋々承諾。(アホか?)

姉:カーリー
アンバーにとって母親代わり。見るからにダメな彼氏と付き合っている。人生をやり直すために強盗を計画。(ホントにやり直せんのか!?)

ニール
カーリーのダメ彼。高圧的な態度の黒人、いかつい身体をしている。借金を返すために大切な拳銃を売ったらしい。(だから?)


マンディ
呪われた人形。古い教会に閉じ込められて凍死した可哀想な女の子の霊が乗り移っている。友達募集中。


ババア
屋敷に1人で住んでいる。マンディを一家代々継承してるらしい。


〈デザート〉
ぽっちゃり女子とその母



あらすじ


ダメな過去とおさらばして新しい人生を始めるために、手っ取り早く金をゲットしようと強盗を企む姉とダメ彼氏。
それに刑務所から出たてほやほやのホットなアンバーが巻き込まれる。彼女の役目は偽名を使って金持ちの家にシッターとして入り込み、頃合いを見て2人に合図をすること。

ところがシッターとしてやってきた屋敷には呪われた人形、マンディがいたのであった・・・!!

〜〜〜


と言った感じです。最近のブームですかね?強盗しに行ったら実はそこはヤバイ家で、やり返されちゃう的な。。。

まず舞台となるお屋敷ですが、、お屋敷というにはあまりにも規模が小さい。立地的にも高級住宅街には見えないし、どう見ても金目のものはなさそうだが。。

さらに追い討ちをかけるように、中から黒カビの生えた団地に住んでいそうな金のなさそうなババアが登場。いや、団地に住んでる人の中にもたまに財産を隠し持ってる人がいるので侮れないが、だがしかし・・・。


(色々な突っ込みは置いといて、とりあえず主人公が可愛いのと、イギリスの雰囲気が楽しめるのでうぴ子的には今のところ、そこそこグッドです。)


まずはロイヤルアルバートカップティータイム!イェーイ!うぴ子もロイヤルアルバートでいつも紅茶飲んでるよ!優雅に見せる演出すらもチープに感じる…ティーセット揃ってないし、あり合わせ感がハンパないです(笑)

まぁそんなことはさて置き、この家にいる娘さんというのが実は人形であることを知った盗っ人たちはヒャッホーと、家中から見るからにチープそうなものを厳選して、持ってきたスーツケースに詰め込んでゆく。正直それ金になるの?むしろマンディ人形が1番高価なんじゃ??!


真夜中の設定なのに屋敷の外めっちゃ明るいし、インテリアも雰囲気に全然マッチしてないので、不気味感ゼロだし、セットが手抜きすぎる!!


肝心のマンディ人形はビジュアル的にはなかなか不気味で良いのですが、動くシーンがいただけません。ちょこちょこ動くシーンはなんか懐かしさを感じるし、可愛いさを感じるレベル。とりあえずマンディさんはお友だちが欲しいなら出会い系サイトにでも登録したらどうだろうか。(笑ゥせぇるすまんにそんな話があったよね。)


ババアがトンカチを持ってアンバー達に襲いかかるシーンなんかもはやギャグ、、、もしや『悪魔のいけにえ』のオマージュか??!


ちなみに最後の〆で、デザート的に襲われるのは、ぽっちゃり女子とその母の熟女。この2人もなぜか新たな人生のスタートを切ろうとしている。人生の門出にマンディは出没するのだろうか…。熟女のおっぱいがチラリするサービスシーンもありますので、デブ専の方と熟女フェチの方はしっかり最後まで見てくださいね!


突っ込みどころ満載の手作り感溢れるイギリス産人形ホラーでした!あんまりおススメは出来ないけれど、イギリスが好きな人とか懐かしい感じの人形ホラーが好きな方、そして時間を持て余している優雅な方は一度観てみてもいいかもしれません!