うぴうぴうぴ子のホラー日記

ホラー映画大好きうぴ子の映画記録(現実世界の方がホラーレベル高くて怖いホラー映画がないこのごろ)

映画『ディヴァイド』

The Divide (2011)
おススメ度/★★★★☆


核攻撃で地下に避難した9人の男女。徐々に崩壊していく秩序と理性…果たして生き残れるのか?!
ディヴァイド(字幕版)

前回の記事でシェルターブームが巻き起こったうぴ子です!もし我が家にシェルターがあったら何を備蓄しようかと、妄想して楽しんでいます。(ミニマリストなので在庫は持たない主義なのであくまで妄想ですが)amazonで普通にシェルターが売っていて、シェルターが必要になる日も案外近いのかも…?

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(↑amazonで売ってる怪しいシェルター)

今回はそんな地下シェルターもののお話です。厳密にはシェルターではなく、単なる地下室なので気密性とか色々ありますが、そんなことを突っ込んでいたら楽しめません!


おおまかなあらすじ

突然の核攻撃で大パニックに陥る人々。
アパートの高層階に住むエヴァは婚約者のサムに連れられてなんとかアパートの管理人が暮らす地下室に逃げ込む。

地下室には逃げ込んだのはギャングのような風貌の男・ボビーとジョシュの2人とその弟エイドリアン、幼い娘・ウェンディを連れたシングルマザーのマリリン、黒人のデルヴィンに、主人公のエヴァとサムそして管理人のミッキー。

一癖ありそうなやつらがなんとか地下室で豆を喰いながらしのいでいると、そこに突然武装した連中が侵入し、ウェンディを連れ去っていくのだった…


主人公のエヴァが可愛い


byうぴ子
うぴ子的にツボだったのが、主人公のエヴァたん。端整な顔立ちにキッとした眼差しがたまらないクールビューティさんなのですが、彼女は『ホステル2』で主役のベスを演じた女優のLauren Germanなのでした!どうりで見たことあると思った。


by夫


見どころ盛りだくさんの鬱展開

ウェンディが連れ去られてから、一気に秩序を失ったメンバーたちを襲うのはかなりディプレッシングな展開。

管理人ミッキーがデルヴィンを殺してしまったことから、ギャング2人が頭角を現しメンバー全員を混沌へと引きずり込みます。


拷問シーンが地味に痛い

途中ミッキーが椅子に縛り付けられて拷問されるシーンは、見せ方のせいかかなり痛々しく苦痛を伴うものでした。


腐る死体

その後の腐った死体を処理するシーンでは、臭さを想像するとかなりキツイ!常人にとっては死体を解体するってかなりのハードワークだと思います。『冷たい熱帯魚』の村田と愛子を召喚したくなりました。

三角関係

エヴァと謎の武装集団の突撃によって完全に心が壊れた婚約者・サム(弁護士らしい)と、階下に暮らす心優しきギャングの弟・エイドリアンとの血なまぐさい甘酸っぱい三角関係も見どころです。

ちなみにエイドリアン役のAshton Holmesは持ち前のナヨナヨした顔で『ヒストリーオブバイオレンス』で無敵の殺し屋・ジョーイの息子を演じていました。印象に残る表情の持ち主ですね。


性奴隷と化したマリリン

娘を失って心のバランスが壊れたマリリンはボビーにすがりつくようになりますが、その関係がエスカレートしていって最後は完全に性奴隷化。表現が生々しいので汚くて悲惨です。

ちなみにうぴ子の近郊に聖隷病院という病院があるのですが、いつも聖奴隷病院と読み間違えてしまい非常にややこしいです。


見事なメタモルフォーゼ

最初はただのチンピラくずれだったボビーとジョシュですが、徐々に進化して見事なメタモルフォーゼを遂げます。もう立派な本職さんです。なかなかいっちゃってて素敵なビジュアルから目が離せません!



とまぁそんな感じで見どころたくさんで、うぴ子的には大変オススメの映画です!