映画 『10クローバーフィールドレーン』
10 Cloverfield Lane (2016)
おススメ度/★★★★☆
地下シェルター、男2人と1人の女、
不穏な三角関係の行方は…?
車がクラッシュし、目を覚ますと地下で鎖に繋がれていたミッシェル(Mary Elizabeth Winstead)。
そこはハワードと名乗る男性が用意したシェルターであり、地上は何者かの攻撃により汚染され壊滅状態であると聞かされる。
ハワードに不信感を抱いたミッシェルは、シェルターで暮らすもう1人の男性エメットに探りを入れるものの、彼は何者かの攻撃を目撃し、自ら助けを求めてこのシェルターに来たと言う。果たして、外の世界はどうなってしまったのだろうか?ハワードを信用して良いのだろうか…
と、悩むミッシェルたんのお話です。
ミッシェルたんの疑惑は置いといて、うぴ子的にこのシェルターが良い!!
必要なものがギュッと詰まったリビングルーム、豊富な食料、トイレだけは微妙だけど、他はかなり快適。引きこもり属性のうぴ子には申し分ない環境です。
なのに何であんなにミッシェルたんはお外に出たがるの?
野良猫なの?家猫になれないの??
と、見ていてイライラしました。
何故って、ミッシェルの態度がうちの2匹めの猫にそっくりだからです。
元野良猫で六ヶ月の時に保護されめでたく我が家の里子になったのですが、人間が怖くてしょうがないらしく、どんなに優しく接しても、化け物を見たかのような顔で逃げる逃げる。
少しずつ慣れてくれましたが、たまに悲しくなります。最近はきっとこいつはパニック障害なんだ、と思うことにしました。
まぁ、でもミッシェルさんの気持ちも分からなくもないです。誰だって知らない怪しいおじさんに信じがたい話をされたら信じないですよね。
ハワードさんがもうちょっと魅力的な男性だったら、ミッシェルたんもあんな態度はとらなかったのではと思います。
そこまでいけてないけど、優しい感じのエメットが唯一の救いですね。正直、彼抜きでハワードと永久に暮らすとか考えたら、マジで気が遠くなりました…。
ただ、果たして外の世界はシェルターの中よりマシだったのかどうか、難しいところです。
閉鎖空間でのスリラーものなので、ミザリーなんかが好きな人にはおススメです。
ちなみにこの映画はPOV映画で有名なクローバーフィールドの2作目だそうです。うぴ子は本作を先に見てから1作目を見たのですが、断然10クローバーフィールドレーンがおススメ!1作目は世界観を知るために一応、観といてもって感じです。