映画『アイズ ワイド シャット』
EYES WIDE SHUT (1999)
この世には知らない方がいい世界がある…
怖いもの見たさで覗いてみる?
おススメ度/★★★★☆
かの有名なキューブリック監督の遺作である、EYES WIDE SHUTなんですが、うぴ子はここ最近になって初めて観ました!それというのも、この映画が公開された当時いたいけな子供だったうぴ子は、"何かわからないけど、とてもHで観てはいけない映画"という風に認識してしまったんですよね。
え?じゃあ何で今更観たの?と言うと、それはアダルトうぴ子がHな映画を観たいと思ったからです。ところが完全に期待を裏切られることになるのですが…
この映画はただのHな映画ではありません!!
むしろ、怖い映画。
あらすじは省きます。これだけ有名な作品ですから私の適当なあらすじを書くまでもないと思うからです。(え?めんどくさいからじゃないですよ!)
先程、Hな映画ではないと書きましたが、この映画には美しい女体がたくさん出てきます。みんな抜群のプロポーションなので、かなり眼福ですよ。(人形のように美しいので、いやらしさがないのかもしれませんね。)女だけど女体が好きなうぴ子はホクホク。
お気に入りシーンをいくつかキャプチャしたので、載せておきます。
うーん、眼福眼福。
え?
で、何が怖いのかって??
それはこの映画がかの悪名高き、イルミ◯ティをテーマにしているからです。
そう、あのイル◯ナティです。
映画の中で、他殺とも事故死ともとれる不可解な死をとげた娼婦と、キューブリック監督の死が重なっているようで、ぞっとするんですよね。
キューブリック監督の死も他殺かもしれないことを匂わせているような気がしてならないというか…もしかしてそこまで予想して(いや、予定して?)この映画を世に出したのだろうか?なんて、陰謀論が好きなうぴ子は考えてしまうんですよね。関係ないかもしれないけど、監督は飛行機が怖くて映画の舞台がアメリカなのに撮影は全てイギリスで行ったとか。
そして、もう一つ怖いのがニコールがトムに怖い夢を見たと話すシーン。
彼女の見た夢は偶然ではなくて、あの組織が直接彼女の脳に見させたのではないかとうぴ子は思います。以前、とある霊能力者さんが言っていたことを思い出したのですが、(TVにも出てた有名な方)"イ◯ミナティは本物の悪魔なので、人の脳に直接語りかけてくるから恐ろしい。"と言ったそうです。
本当だとしたら恐ろしいですよね。
そして、このシーン。この前のシーンでトムは鍵を開けて家に入ってるので、組織はどこにでも簡単に侵入できるということの証明です。これ程の脅しはないですよね。
一般人からしたら上流な暮らしをしているトムでさえ、近づけないその組織は、大多数の一般人は覗くことも許されないものでしょう。それをあえて見せておきながら、それでも"目は閉じておきなさい"だなんて、キューブリック監督は面白いことをしでかしたもんだなぁと思いました。
(大晦日にうぴ子ってば何言ってんだか!)
ミルチの娘役のリリー・ソビエスキー、この時16歳。う〜ん、可愛い〜!笑顔が輝いてるね!