海外ドラマ『ゲームオブスローンズ』その1
Game of thrones(2011〜)
おススメ度/★★★★★
うぴ子と夫が大好きな海外ドラマのゲームオブスローンズ。うぴ子が夫をこの世界に引きずり込みました。イギリス出身の英語の先生に面白いよ。と言われ『フーン』程度に見たらどハマりしたのが始まりです。
当時引きこもりだった(今も?)うぴ子が続き見たさに毎日TSUTAYA通いをせざるを得なくなるほど、面白いドラマでした。"ドラマ"なんてレベルじゃない壮大なスケールと世界観。世界的なムーブメントを巻き起こすのも超納得。
なのに、なぜか日本人はあまり見てないですよね?なぜ?うぴ子の周りだけ?韓流ドラマとか見てる場合じゃないですよ、ほんと。
最初は夫も登場人物の多さと、西洋人の顔が見分けられないとか訳わからないことを言ってて、なかなか世界観に入れずに、二巡目から細部がわかってきて、ようやくどハマりしました。
登場人物を覚えない夫になんとか覚えさせるために、うぴ子と夫はGame of thrones (以下、GOT)のキャラを絵に描く、という新たな趣味を始めました。
夫はみるみる絵に目覚め、力作、怪作を生み出してくれました。紙は適当な裏紙に筆記用具はボールペンのみ使用という、ラフなスタイルで描いておりますので、少々お見苦しいものもあるかもしれません。
GOTの魅力を語ったサイトはたくさんあると思うので、うぴ子はGOTの落書きをただただ載せます。一応、軽く人物紹介もしときます。(うぴ子の主観による)
全キャラは制覇できていませんが、とりあえずスターク家から!
まずは夫の処女作、デコが狭いエダード・スターク(Eddard 'Ned' Stark)
現代社会では"いい人"だけど、戦国の世に生きるには弱すぎた人。子育てものびのびと育てすぎた結果、スターク家は大変なことに。
キャトリン・スターク(Catelyn Stark) byうぴ子
通称Bitch Mother(by ジョフリー)
スターク家の母。まっすぐで良い人でしたが、子供達ちゃんと躾とけよ!!特にロブとサンサ!浮気相手の子供(だと思ってる)ジョンを可愛がれないのは仕方ないと思います。
ジョンが初めの設定からターガリエンであれば、ネドさんはキャトリンにきちんと話していたのではないでしょうか?
ジョン・スノウ(John Snow) by 夫
しぶとくシーズン8まで生き残ってくれました。こいつのせいでヴィセリアン死んじゃうしなんなの。世界の憂いを全部背負ったようなその表情なんなの?きっと皆んなは好きなヒーロー的存在、でもうぴ子は嫌い。
アリア・スターク(Arya Stark) by夫
GOTの神々に愛される子。ぐんぐん成長して、スターク家一の剣豪に!小さい頃は安達祐実そっくりでしたね。
サンサ・スターク(Sansa Stark) byうぴ子
通称リトルビッチ(by サーセイ)スターク家の、のびのび教育で見事なお花畑少女だったサンサさん。たくさん痛い目を見て、ようやく大人のレディになりましたね。
ブランドン・スターク(Brandon Stark) by うぴ子
ブラン、昔は天使でしたね。ブランの愛らしさがうぴ子をGOTの世界に引きずり込んだと言っても過言ではありません。今は…(遠い目)
ちなみに夫がブランを描くと、病んだ子供か、GOT舞台ver in Japanの子役みたいになってしまいます。
ブラン?
ロブ・スターク(Robb Stark)とタリサ・スターク(Talisa Stark) by夫
世紀のバカップル、ロブとタリサ。この2人のバカさには呆れ果てました。タリサさんはスパイ説もあるので、スパイだったってことにしといた方がロブのバカさが少し減点されるでしょうか。
初期シオン(Theon)byうぴ子
初期のシオンって女好きで、何かと『俺はグレイジョイ』って偉そうにしては誰からも相手にされない哀れな奴でしたよね。懐かしいニヘラ顔。
ホードー(Hodor) byうぴ子
忠実なスターク家のしもべ。ブランとホードーのドアのエピソードは涙腺崩壊必須!
あら?リコンがいませんね。あまりにも影が薄くて記憶にありませんでした。そのうち描いてあげよう。
次回はラニスター家やら何やらを紹介します!
映画 『バリケード 閉ざされた山荘』
Barricade (2012)
製作国/カナダ
おススメ度/★★★☆☆
心のバリケードをとっぱらえ!
あらすじ
仕事優先だった父親(Eric McCormack)が最愛の妻(Jody Thompson)の死後、妻の思い出の場所である山奥の別荘に子供2人を連れてやってくるが、子供たちは咳をし始め、次から次へと奇怪な現象が起き始める。果たしてこれは現実なのか、それとも…?
ネタバレ解説
とりあえず、精神安定剤をアルコールで摂取するのはやめましょう。
(クロナゼパムはアルコールと同時摂取するとかなり危険らしいです。)
物語は超常現象ミステリーホラーのようでいて、薬とアルコールを同時摂取して、平常心を失った父親・テランスの精神の葛藤を描いています。
劇中、度々現れる妻の回想シーンが、子供たち、そしてテランスにとっていかに妻が大切だったかを物語っています。
その妻の死の原因は終盤まで明かされないのですが、物語の冒頭でテランスの運転する車が轢いたオオカミが妻の死をリンクさせています。
テランスは、オオカミを楽に死なせてやろうと石を手に取りますが、結局殺してやることが出来ず、助けることもせずに見捨ててしまいます。
この辺りから、責任感と行動力のないダメな父親像が見えてきますね。
かわいそうなオオカミ…
終始、子供たちの前では明るいパパを演じていますが、心では未だ妻の死を受け入れられず、抗うつ薬をアルコールで流し込むテランス。
別荘滞在の最初の晩に現れたのは、おそらく妻の幽霊でしょう。
そして、その後の奇怪な現象は妻からテランスへの試練だと思います。
回想シーンからもわかるように、妻はとてもよくできた女性であったことがうかがえます。その妻にテランスは甘えていた部分が大きかったのでしょう。
悲しいことに、よくできた女性ほど男をダメにするものです…。
テランスは別荘にバリケードをはりますが、実際にバリケードに覆われていたのはテランスの心でした。
テランスが妻の死の悲しみと、薬とアルコールで自分を失っている隙に、子供たちの病状は悪化する一方です。
悲しみを乗り越えて、子供たちを守れる強い父親になるために、妻は試練を用意したのではないでしょうか?
現実と幻覚の狭間で迷子になったテランスは最悪の事態に遭遇します。
最悪の事態、それは子供たちの死でした。
深い絶望感に襲われるテランスは『子供たちを守れなかった…』と悔やみますが、そこで『いいえ、あなたは守ったわ』という妻の声が聞こえます。この声によってテランスは現実に目覚めます。
幸い子供たちの死はテランスの妄想か、妻が見せた幻覚でしたが、このもう一つの絶望が妻の死を乗り越えるきっかけをテランスに与えたのではないかと思います。
そう、この映画はテランスが心にはったバリケード(妻の死を受け入れない)を打ち破って成長するお話なのでした。
ホラーというよりも、感動ものかもしれませんね。
ゲホゲホ咳してる人がいたら、とりあえず子供を近づけちゃいけないよね、っていうかせめてマスクしろよ。とうぴ子は思いました。
無事で、良かったね。
映画 『ババドック 暗闇の魔物』
Babadook (2015)
おススメ度/★★★★☆
あらすじ
くたびれたシングルマザーとその息子(7歳)の物語。息子の誕生と同時に夫を亡くしたシングルマザーのアメリアは死後7年経ってもまだ立ち直れずにいた。息子・サミュエルのいたずらは手に負えず、学校からも問題児扱いされてしまう。ある晩、サミュエルが本棚からババドックと書かれた不気味な絵本を見つける。ババドックを読んでからというもの、親子は奇怪な現象に襲われ始める…
うぴ子の感想
7歳の母親には思えないほど老けた女優さん(Essie Davis)が、夫の死から立ち直れずストレスと孤独で精神がギリギリの母親を良く演出してると思います。
ちなみにこの女優さんGOTでアリアを介抱してくれる旅芸人の女優役で出てましたね。
ダークグレーの壁が家全体を重苦しい空気にしています。母親はピンクの服を着て母親らしく女性らしく頑張ろうとしてますが、心の色はダークグレーの壁紙そのもの。
正直、こんな重苦しい雰囲気の家になんて遊びにも行きたくないです。妹さんが愛想をつかすのも納得です。
うぴ子的に地下室に夫の遺品が保管してあるのがドン引きでした。
早く断捨離しろ!
ババドックは過去をひきずって前を向けない母親の心の象徴。この絵本の作者は過去にライターをしていたという母親自身でしょう。
この母親は子供のことを見ているようでいて、実は全く見ていません。心はいつも過去を追っています。だから息子の誕生日よりも夫の命日を優先して、誕生日パーティーを当日には行わない。
妹の意見も耳に入ってきません。
いとこのママ友達の中でも一人だけくたびれて浮いています。やっぱりお母さんはこれくらい綺麗でいて欲しいですよね。
母親からの愛を得られないサミュエルは母親の関心をひきたくて、色々ないたずらをするのですが、周りからは理解されず問題児扱い。
『ママ!僕を見て!』
ことの元凶である母親からも『普通の子になって』と言われる始末。あわれなサミュエルは極度のストレスから発作を起こしてしまいます。
心の闇をさらけ出した母親の息子への暴言がとにかく酷い。この母親は毒親以外の何者でもないですよ!
サミュエルは一生の心の傷を負ったと思います。酷い言葉で罵られても一途に母を愛するサミュエル…。
子供を産むんだったら、"どんなことになってもきちんと無償の愛を持って育てる"という覚悟を決めて産んで欲しいです。
そしてあんなにくたびれるまで働かなくてもいいように、お金のこともきちんと考えておくべき。それが出来ないなら産むべきじゃない。
シングルマザーは大変…って意見もあるかもしれませんが、産んだからには何がなんでも育てる責任が親にはあります。
なぜなら親には産まない選択もあったからです。
ラストのシーンはうぴ子的にはもやもやです。一見ハッピーエンドのようですが、毒親が毒を抱えたまま子供を育てていくことになるわけですから、息子くんの将来が心配です。
色々考えさせられる物語でしたが、普通ににホラー映画としても楽しめると思います。
コンポストと化したわんわんに合掌!
もし、この映画を見てサミュエルに手をあげたいとか思った人は毒親の可能性があるので、一度毒親について調べた方が良いと思います。うぴ子はAmazonのレビューにたくさん、サミュエルがうざいとか、手を上げない母親は偉いとか、酷い言葉を見かけて悲しくなりました。
映画『+1 プラス ワン』
+1 Plus one (2013)
オススメ度/★★★☆☆
覆水盆に返しちゃえ!
誰にでも生きていれば後悔することはある。
あの時、ああしなければ、あんなこと言わなければ、あそこへ行かなければ…
それでも時間は元には戻りません。
どんな結果であろうと、自分が選んだ道。
自分で責任を取るのが人生です。
だけど、もしももう一度あの時に戻れたら?
ざっくりしたあらすじ
ヘマして彼女・ジルに振られた主人公・デイヴィッドくんが隕石によって起きた時間の歪みを利用してなんとか彼女とやり直すために奮闘します。
以下ネタバレあらすじ
ある晩、主人公・デイビッド(Rhys Wakefield
)の暮らす街にひっそりと隕石が落下した。
その頃、デイビッドは友人が主催する乱痴気パーティに参加していた。女体盛りまで登場し、パーティは大盛況。
しかし先日、彼女・ジルのフェンシング試合場にわざわざ赴き、彼女の眼前で対戦相手の女の子とキスをするという大失態をした主人公くんの頭の中は、ジルと仲直りすることだけ。
そして訪れた仲直りのチャンス。
しかしこの話し合いでもヘマして、仲直りはもう絶望的な主人公。
そこで謎の停電が起きる。
再び電気がつくと、そこには数分前の自分達が出現!
つまり屋敷内に現在の人間達と数分前の過去の人間達の2人の人間が存在している状態。
そこで、主人公くんは過去のジルと仲直りする作戦に打って出ます!
数分前に現在のジル(以下、今ジル)に言われたことを完璧に暗記し、見事過去ジルといい感じに。
と、そこでまた停電。
停電のたびにお互いの時間差がどんどん詰まっていきます。
さっきまでそこにいたジルがいません。
再びジルを探し回る主人公。
しかし見つけたのは今ジル。
今ジルは別の男といい感じ。仲直りは本当に絶望的。
そんな中過去の自分に乗り変わられると思い込んだ人間達が、生き残るために自分を殺し始めます。
そして主人公くんは過去のジルとさらにいい感じに、仲直りまであと一歩!
ふと見ると今ジルは新しい男と2人、個室に消えました。
ー再び停電
そこで主人公くん、心が完全に離れてしまった今ジル抹殺に打って出ます!
「愛してるよジル、でも僕のものじゃないお前はもういらねぇ!くそビッチめ‼︎」
とばかりにナイフでグッサリ。
ーと、その頃他の人間達も盛大に自分殺しに勤しんでおりました。
ー停電
今ジルを抹殺した主人公くんは見事、過去ジルとの仲直りに成功!
ーそして最後の停電
時間の歪みが消え、2人いた人間達は1人だけが残ります。どうも都合の良いことに、生きてた方か現在の人間達が残ったようです。
そしてみんなの困惑をよそに、主人公くんと過去ジルはラブラブになり、ハッピーエンドを迎えます。めでたしめでたし。
・・・・えっ!
これでおわり・・・⁉︎
と、うぴ子は非常に衝撃を受けました。
めちゃめちゃ自己中で、自分のためなら彼女も殺す主人公にドン引きです。
過去ジルさん!そいつは殺人犯ですぜ!!
しかも元々彼女と主人公君では釣り合いが取れてないような…
主人公役のRhys Wakefield、映画パージにも出演してましたが、すごい微妙〜な容姿。
覆水盆に返らず、だからこそ真剣に生きる人生なのに、こんなことでいいのかよ~となんだか遣る瀬無い気持ちになる映画です。
でも、彼女との仲直りに奔走する主人公くんは見ていて愉快でした。実際、彼女の方から別れたいと意志を固められたらほぼ仲直りは不可能だとうぴ子は思います。
映画『道化死てるぜ』
Stitches (2012) / アイルランド
おススメ度/★★★★☆
こんな映画を観るなんて、どうかしてるぜ!
友人宅に遊びに行った際、huluの中から気になった作品を観ました。タイトルは『道化死てるぜ』。すごいハイセンスな邦題です。
あえてこの作品を選ぶうぴ子もどうかしてるぜって感じですが、実はこの作品以前から目をつけていたのです。嫌がる友人をなだめて強制的に上映スタート。
〜ざっくりしたあらすじ〜
アイルランドのとある田舎町。
10歳の誕生日を迎えた主人公くんのお宅で幼馴染たちを招いて誕生会が開かれています。
そこへ主人公くんのママに雇われたプロ意識の欠片もないピエロが遅刻しながら現れ、超つまらない芸を次から次へと披露します。
あまりのつまらなさに子供達も呆れ果て、ピエロにちょっかいを出したりしてなんとか楽しもうと子供なりに努力をします。
所が悪ふざけの結果、運悪く間抜けな駄目ピエロはこけて死んでしまいました。
〜〜〜
6年の時が流れ、すっかりティーンネイジャーに成長した主人公くんたち。
それぞれの成長を遂げた幼馴染たちの中にはちょっとしたスクールカーストも形成されていました。
ピエロの死がトラウマになってしまった、さえない主人公くんは白昼夢に悩まされていました。
そんな中、6年目の誕生日が巡ってきます。
たまたまママがロンドンに出張になり、流れでママのいぬ間(母子家庭のようです)にホームパーティーが開かれることに。
ヒャッホーッと盛り上がる少年少女。
イキがってるのに田舎丸出しのどんくさくてダサい所が憎めません。
よくわからないのですが、6年ぶりにあのピエロが墓から蘇って、6年前の事故の原因になった子供たちを襲い始めます。
ピエロと主人公の対決はどうなることやら!
〜〜〜
とまぁこんな感じです。
うぴ子的に超気になったのは、イケてる設定(?)の少年少女がダサいしブサいし、イケテルノ?!ってことと
デブとおばはんしかいないのに、『彼女イカスな』って、本当に意味がわからない‼︎
どーなってるのアイルランド!
ただ単に低予算なだけかもしれませんが。
惨殺シーンもとてもチープ!ですが、アイデアが愉快で、所々に散りばめられたギャグも楽しませてくれました。
お気に入りシーンは頭を風船みたいに膨らませてパーンッて弾けるところ。膨れた顔がなかなか無気味でよかったです。
あと、挿入歌の”Died in your arms”がクールで気に入りました。
駄目駄目臭プンプンですが、キラリと光るギャグ&ゴアセンスがあり、なかなか侮れない良作でした!
映画のダサゆるい空気が気に入って、アイルランドに行きたくなりました。
アイルランド旅行計画を練るぞ〜
映画 『クライモリ デッド・エンド』
WRONG TURN 2 DEAD END(2007)
おススメ度/★★☆☆☆
クラクナイケド…クライモリ
(※こちらの記事は2017年10月に書いたものです。最新の情報ではありません。)
TSUTAYAで旧作借り放題という新コースが始まったので早速最寄りTSUTAYAに行ってみた。
この借り放題プラン、初月無料で来月の更新日前に解約すればお金はかからないとのこと。
一度に5枚までレンタル可能でなおかつ、一日の上限はないというのだ。
頑張ればホラーコーナー全部借りれるかも…とワクワクしてきた。
しかしここで落とし穴が…最寄りのTSUTAYAはホラーコーナーがとても少なく、品揃えもしょぼかったのだ。
他店で借りるか…と思ったが、こちらの借り放題プランは申し込んだ店舗のみでしか使えないとのこと…。
もはや後の祭り!
気を取り直して少ないホラーコーナーをまじまじと眺め、適当に選んだのが”クライモリ デットエンド”(ていうかクライモリって…森めっちゃ明るかったし…おバカな邦題だ。)
なんか聞いたことのあるタイトルだったし、あんまり期待せずにいざ視聴!
以下、感想です。
まず一言でまとめると、、、、
『下品』
初めから終わりまで、非常にチープで下品でこざいました。
そして、個人的に最大の問題は、、、
『美女がいない』
一通りメンバーが出揃ったものの、どれがヒロインかわからない!!
むしろヒロイン不在…?
この時点でかなりテンション下がりつつ一応観進めるものの、ストーリー、スプラッタ、ともにチープで下品。
敵である、森に住む謎の一家の姿は”ヒルズハブアイズ”と同じ感じで、というかストーリーもヒルズハブアイズとほぼ似た感じです。
ただ違うのは、こちらは全てにおいて非常にチープであるということ。名作ヒルズハブアイズとは比べものにならないです。
よく見たら映画でなくてビデオ作品とのことなので、そこは比べたら可哀想か。。。
ヒルズハブアイズをかなりチープで下品でギャグ路線にしたのがクライモリ デットエンドという感じ。
あんまり笑えないギャグシーンにフッと乾いた笑いを浮かべながら見ていると、女キャラがバサバサ死んでいくのでようやくヒロインが誰だかわかりました。
涙で化粧が落ちたら結構可愛く見えてきた!ちょっと歯が出てるとことか戸田恵梨香似かも。
テキサスチェーンソーに出てたらしい。
雰囲気違うのでわからなかった!
残念ながら個人的にグッとくるシーンもなく、心には残らないホラー映画でした。『下品だった』という感想はしっかり残りましたが…。
暇な時とか、ちょっとおばかな軽いホラーが見たい時なんかにおすすめかもしれません?
最後にちょっとほのぼのしたシーン
映画 『10クローバーフィールドレーン』
10 Cloverfield Lane (2016)
おススメ度/★★★★☆
地下シェルター、男2人と1人の女、
不穏な三角関係の行方は…?
車がクラッシュし、目を覚ますと地下で鎖に繋がれていたミッシェル(Mary Elizabeth Winstead)。
そこはハワードと名乗る男性が用意したシェルターであり、地上は何者かの攻撃により汚染され壊滅状態であると聞かされる。
ハワードに不信感を抱いたミッシェルは、シェルターで暮らすもう1人の男性エメットに探りを入れるものの、彼は何者かの攻撃を目撃し、自ら助けを求めてこのシェルターに来たと言う。果たして、外の世界はどうなってしまったのだろうか?ハワードを信用して良いのだろうか…
と、悩むミッシェルたんのお話です。
ミッシェルたんの疑惑は置いといて、うぴ子的にこのシェルターが良い!!
必要なものがギュッと詰まったリビングルーム、豊富な食料、トイレだけは微妙だけど、他はかなり快適。引きこもり属性のうぴ子には申し分ない環境です。
なのに何であんなにミッシェルたんはお外に出たがるの?
野良猫なの?家猫になれないの??
と、見ていてイライラしました。
何故って、ミッシェルの態度がうちの2匹めの猫にそっくりだからです。
元野良猫で六ヶ月の時に保護されめでたく我が家の里子になったのですが、人間が怖くてしょうがないらしく、どんなに優しく接しても、化け物を見たかのような顔で逃げる逃げる。
少しずつ慣れてくれましたが、たまに悲しくなります。最近はきっとこいつはパニック障害なんだ、と思うことにしました。
まぁ、でもミッシェルさんの気持ちも分からなくもないです。誰だって知らない怪しいおじさんに信じがたい話をされたら信じないですよね。
ハワードさんがもうちょっと魅力的な男性だったら、ミッシェルたんもあんな態度はとらなかったのではと思います。
そこまでいけてないけど、優しい感じのエメットが唯一の救いですね。正直、彼抜きでハワードと永久に暮らすとか考えたら、マジで気が遠くなりました…。
ただ、果たして外の世界はシェルターの中よりマシだったのかどうか、難しいところです。
閉鎖空間でのスリラーものなので、ミザリーなんかが好きな人にはおススメです。
ちなみにこの映画はPOV映画で有名なクローバーフィールドの2作目だそうです。うぴ子は本作を先に見てから1作目を見たのですが、断然10クローバーフィールドレーンがおススメ!1作目は世界観を知るために一応、観といてもって感じです。